【246人に聞いた】
いらない出産祝いランキング
｜逆に迷惑になるNGプレゼントを紹介
Modern Gift Archive
出産祝いを選ぶとき、「本当に喜ばれるかな？」「逆に迷惑になったらどうしよう」と不安になっていませんか？
「センスが悪いと思われないか？」「他の人とかぶらないか？」「本当に実用的なものは何？」など、悩みは尽きません。
そこで高級ナビ オンラインストアでは、実際に出産祝いをもらった経験がある246人のリアルな声をもとに、「正直いらないもの」と「本当に嬉しかったもの」を徹底調査しました。
この記事を読めば、あなたの「おめでとう」の気持ちがまっすぐ伝わる、とっておきの出産祝いがきっと見つかります。
調査概要
この記事は、高級ナビ オンラインストア編集部が2025年10月に実施した独自アンケート（有効回答数246件）をもとに構成しています。
| 調査名： | 出産祝いに関するアンケート調査 |
|---|---|
| 実施期間： | 2025年10月1日〜10月7日 |
| 回答数： | 246件（有効回答246件） |
| 方法： | クラウドワークスにてオンライン調査 |
| 属性： | 20代〜40代の出産経験者（女性・男性） |
| アンケート調査概要： | [ここにGoogleスプレッドシートのURLを挿入] |
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設問1：もらって「いらない」と思った出産祝いは？
こんな声がありました
-
「原色のキャラクターもののベビー服。親の趣味と全く合わず、一度も着せられませんでした…。」（30代／女性）
-
「『すぐ大きくなるから』と90cmの服をもらいましたが、着られるのは1年以上先。季節も合わずタンスの肥やしです。」（30代／女性）
-
「ジェラートピケのベビー服。デザインは可愛いのですが、上の子のお下がりが大量にあって…。」（40代／女性）
-
「大きなクマのぬいぐるみ。可愛いですが、当時住んでいた1LDKの部屋には置く場所がなく、本当に困りました。」（20代／女性）
-
「スタイを合計20枚以上もらいました。保育園用に自分で買った機能的なものしか使わず、ほとんどが未使用です。」（30代／女性）
アンケートまとめ
もらって「いらない」と思った出産祝いの第1位は、「センスが悪いベビー服」（36.2%）でした。出産祝いの定番ですが、それゆえに「親の趣味」と「サイズ」「季節」のミスマッチが最も起きやすいアイテムです。特に「80cmや90cm」など、すぐに着られない大きめサイズは、1年後の季節がズレてしまいがちです。
第2位は「スタイ（よだれかけ）」（22.0%）。これも定番ですが、「すでに自分で用意している」「保育園では指定や枚数が必要で、デザイン重視のものは使わない」「そもそも、よだれが少ない子だった」といった理由で、過剰在庫になりやすいことが分かりました。
第3位の「おもちゃ・ぬいぐるみ」（17.1%）は、「収納場所」問題が深刻です。特に大型のものや、対象年齢がかなり先のものは、喜ぶどころか「どこに置けば…」とママを悩ませる原因になります。
設問2：その出産祝いを「いらない」と思った理由は？
こんな声がありました
-
「（ベビー服）デザインが好みと真逆でした。お祝いなので無下にもできず、写真を撮るためだけに一度着せました。」（30代／女性）
-
「（スタイ）可愛いブランドものでしたが、マジックテープ式で。息子は肌が弱く、紐タイプしか使わないと決めていたので使いませんでした。」（30代／女性）
-
「（おもちゃ）有名な知育玩具でしたが、対象年齢が3歳から。0歳児には早すぎて、クローゼットの奥にしまったままです。」（20代／女性）
-
「（ベビー食器）デザインは素敵でしたが、食洗機に対応していませんでした。手洗いする余裕はなく、結局使いませんでした。」（30代／女性）
-
「（雑貨）名入れの写真立て。嬉しかったですが、写真はデータで管理する派なので、使い道がありませんでした。」（40代／女性）
アンケートまとめ
「いらない」と感じる最大の理由は、「趣味・デザインが合わない」（38.4%）でした。ベビー服や名入れ雑貨が不評な理由として、これが直結しています。親の好みを把握できていない場合、デザインが分かれるアイテムは避けるのが賢明です。
次に多い「すでに持っている・他の人と重複した」（26.2%）は、スタイで特に顕著です。定番アイテムは、贈る側が「とりあえずこれを」と選びやすく、結果的にもらう側には大量に集まってしまいます。
また、「サイズが合わない・すぐ使えない」（17.0%）や「実用的でない・使いにくい」（10.0%）といった理由も上位に入りました。食洗機非対応の食器や、対象年齢が遠いおもちゃなど、すぐに・手軽に使えないものは、忙しい育児の中では負担になってしまいます。
設問3：その出産祝いは誰からもらった？
こんな声がありました
-
「（ベビー服）職場の先輩から。趣味が合わないとは言えず、会う時に着せていくべきか悩みました。」（30代／女性）
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「（おもちゃ）友人グループから連名で。かなり大きなジャングルジムで…。アパート住まいだと知っているはずなのに、なぜこれを選んだのか謎です。」（30代／女性）
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「（スタイ）遠い親戚から。好みも知らないだろうし、定番だから選んだんだな、と割り切りました。」（40代／女性）
-
「（ベビー食器）義母から。昔ながらのデザインで…。正直使いたくなかったですが、使わないわけにもいかず困りました。」（30代／女性）
-
「（雑貨）大学時代の友人から。センスは良いのですが、おしゃれな置物は飾る余裕がありませんでした。」（20代／女性）
アンケートまとめ
「いらない」と感じたギフトの贈り主は、「友人」（43.7%）と「同僚・上司」（31.0%）が圧倒的多数を占めました。これは、出産祝いを贈る機会が多いため、母数として大きくなるのは当然です。
しかし、注目すべきは「親しさの距離感」です。「親戚」（17.0%）がそれに続き、一方で「義両親・両親」（4.8%）や「兄弟・姉妹」（3.5%）は少数です。身内は事前に欲しいものを聞いたり、好みを知っていたりするため、ミスマッチが起こりにくい傾向があります。
友人や同僚は「相手の好みは詳しく知らないが、何かお祝いしたい」という気持ちから、センスが悪いベビー服や大量のスタイといった定番アイテムを選びがちです。その結果、好みやニーズとズレたNGギフトが生まれやすい構図が浮かび上がりました。
設問4：その出産祝いの価格帯は大体どれくらい？
こんな声がありました
-
「（スタイ）3,000円くらい。デザインは可愛かったですが、自分なら機能性重視で1枚500円のものを買うので、もったいなく感じました。」（30代／女性）
-
「（ベビー服）5,000円〜10,000円くらい。ミキハウスのものでしたが、すでに同じようなものを持っていて…。」（30代／女性）
-
「（おもちゃ）1万円以上したと思います。電動のメリーでしたが、音が大きくて子どもが泣いてしまい、使えませんでした。」（20代／女性）
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「（ベビー食器）5,000円くらいのセット。立派でしたが、結局はIKEAや100均の割れない食器が一番使いやすかったです。」（30代／女性）
-
「（雑貨）5,000円くらいの名入れバスタオル。肌触りは良かったですが、名入れだと保育園で使えず、持て余しました。」（40代／女性）
アンケートまとめ
「いらない」と感じたギフトの価格帯は、「3,001〜5,000円」（40.2%）が最多で、次いで「5,001〜10,000円」（27.9%）でした。これは、友人や同僚からの出産祝いの一般的な相場と一致します。
ここで分かるのは、「金額が高ければ満足度が高いわけではない」という厳然たる事実です。むしろ、「せっかく5,000円も出してくれたのに、センスに合わない…」「1万円もするのに、うちでは使えない…」と、金額が高いほど、もらった側の「申し訳なさ」や「困惑」が大きくなる傾向があります。
「〜3,000円」（24.9%）の価格帯も多く、これはスタイなどの「ちょっとしたお祝い」として贈られやすく、結果として「数ばかり集まって困る」という事態を招いていると考えられます。
設問5：その出産祝いはいつもらった？
こんな声がありました
「産後すぐ、入院中に同僚からスタイをもらいました。退院後のバタバタで、お礼の連絡も大変でした。」（30代／女性）
「産休に入る時に、大きなぬいぐるみをもらいました。赤ちゃんが使うのはまだ先なのに、邪魔になってしまった。」（30代／女性）
「産後2ヶ月ごろ、友人が家に来た時にベビー服をもらった。すでに必要な服は揃えた後だったので、サイズ選びが難しかった。」（20代／女性）
「産後半年で会った友人から。もう生活リズムもできていたので、今さら感のあるおもちゃで困った。」（30代／女性）
「産後1ヶ月以内に集中してベビー服をもらった結果、全部70cm。同じ時期に着る服ばかりで困りました。」（40代／女性）
アンケートまとめ
NGギフトをもらうタイミングは、「産後1ヶ月以内」（56.1%）が最多でした。これは、お祝いが最も集中する時期であり、ミスマッチが起こる確率も高まることを示しています。特に、この時期に必要なものはすでに自分で用意しているケースも多く、「今さらもらっても…」となりがちです。
次に多かったのは「産後2〜3ヶ月」（20.7%）。この時期もまだお祝いをもらう機会は多いですが、ミスマッチは発生しています。
また、「出産前」（14.2%）にもらうケースも見過ごせません。産休に入る同僚へ「とりあえず」でベビー雑貨やおもちゃを贈ると、まだ準備が整っていない家の収納を圧迫するだけの「迷惑ギフト」になりかねません。
設問6：逆にもらって嬉しかった出産祝いは？
こんな声がありました
「現金。結局、その時に一番必要なもの（ミルクや肌着）を自分で選んで買えるのが一番ありがたかった。」（30代／女性）
「パンパースのおむつ。毎日、本当に飛ぶようになくなるので。実用性No.1です。」（40代／女性）
「ノンカフェインの紅茶と、個包装で日持ちするお菓子のセット。授乳中の唯一の息抜きになりました。」（30代／女性）
「ファミリアのベビー服。自分では高くて手が出ないブランド服は、お出かけ用に大切に着せられて嬉しかったです。」（30代／女性）
「カタログギフトで、前から欲しかったブランドのタオルを選べた。自分で選べるのが良い。」（30代／女性）
アンケートまとめ
「もらって本当に嬉しかったもの」第1位は、「おむつ・お尻拭き」（24.4%）でした。「絶対に使う」「いくらあっても困らない」という実用面で、多くのママ・パパから支持されました。「いらない」理由で挙げられたミスマッチをすべて回避できる、合理的な選択肢です。
第2位は「ママ向けグッズ」（17.9%）。赤ちゃんではなく「ママ自身」を気遣うギフトは、「自分のことを考えてくれた」という気持ちが伝わり、満足度が非常に高いです。
第3位は「現金」（16.3%）、第5位は「カタログギフト」（12.6%）と、自分で選べるタイプのギフトも根強く支持されています。
興味深いのは、「いらない」1位だった「ベビー服」が、「高級ベビー服」（8.1%）という条件付きで、「嬉しかった」ランキングにも入っている点です。失敗を回避し、喜んでもらう秘訣はここに隠されています。
まとめ：いらないNG出産祝いは「相手の好みを考えないギフト」
今回の246人アンケート調査で、「いらないNG出産祝い」となってしまうものの正体は、「贈る側の“よかれ”で選んだ定番品」であることが分かりました。
センスが合わないベビー服、大量のスタイ、場所を取るおもちゃ。これらは出産祝いの王道ですが、相手の好み、持っているモノ、家の広さ、生活スタイル（保育園の有無、食洗機の使用）といった「個別の事情」を無視してしまうと、一気に「迷惑ギフト」に変わってしまいます。
特に、相場である5,000円前後の金額で、「何か形に残るものを」と考えた結果が、NGギフトになりがちです。
一方で、本当に喜ばれたのは「おむつ・お尻拭き」といった、実用性と合理性を極めたアイテムでした。これらは「形には残らない」かもしれませんが、育児で最も大変な時期の家計や手間を確実に助けてくれます。
次いで「ママ向けグッズ」も人気です。「現金」や「カタログギフト」といった「選べる」ギフトも、ミスマッチを確実に防ぐ賢い選択です。
もし、「実用品だけでは味気ない」と感じるなら、「ママ向けのケアグッズや高級お菓子」、あるいは「自分では買わない高級ブランドのベビー服（事前に好みを確認する）」が最適解です。出産祝いは、自己満足の押し付けであってはなりません。相手の状況を想像し、「本当に助かるもの」を贈ることこそが、一番のお祝いの気持ちの表れと言えるでしょう。
高級ナビ オンラインストアでは、今回の調査で「本当に嬉しかった」と声が上がったアイテムを参考に、出産祝いにぴったりの上質なギフトを多数取り揃えているので、ぜひチェックしてくださいね。
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