【159人に聞いた】香典返しで喜ばれるものランキング!センスのいいもの・送ってはいけないものを紹介
香典返しは弔問客への感謝を込めた大切な贈り物。
せっかくなら「本当に喜ばれるお返し」を選びたいものです。
そこでこの記事では、2025年8月に実施した独自アンケート(有効回答159件)をもとに、実際にもらって嬉しかった香典返しとその理由を徹底分析しました。
合わせて贈られて困った香典返しも聞いてきたので、あなたの失敗しない香典返し選びをサポートします。
調査概要
調査名:香典返しでもらって嬉しかったギフトに関する調査
実施期間:2025年8月18日〜8月19日
回答数:159件(有効回答159件)
調査方法:クラウドワークスにてオンライン調査
回答者属性:20代〜60代の男女(女性58.8%、男性41.2%)
設問1:香典返しでもらって嬉しかったものは?
こんな声がありました
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「上質な今治タオルは肌触りがよく、使うたびに気持ちが安らぐ」(40代/女性)
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「海苔が高騰している中で高級な海苔をいただき、家計的にもありがたかった」(40代/男性)
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「カタログギフトなら趣味が合わない品を避けられ、自分に必要なものを選べる」(60代/女性)
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「高級紅茶のセットは普段買わないブランドで、特別感があった」(50代/女性)
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「お菓子セットは個包装で家族や職場でも分けやすく便利だった」(30代/男性)
アンケートまとめ
最も人気を集めたのはカタログギフトで全体の35.8%を占めました。自分で選べる安心感と、趣味の不一致を避けられる合理性が人気の理由です。現代的な贈答文化の「個々のライフスタイルの多様化」を反映しているとも言えます。
次に支持されたのはお茶・海苔などの飲料・乾物類(22.5%)。「消えもの」として日常に溶け込みやすく、仏事における定番である点が安心感につながっています。
全体の傾向として「自由度」「実用性」「特別感」のいずれかを満たす品が喜ばれる傾向にあり、従来の「形だけのお返し」から「贈られて本当に使えるもの」へのシフトが見て取れます。
設問2:その香典返しが嬉しかった理由は?
こんな声がありました
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「海苔は普段買うと高いので、良い品をいただけて助かった」(40代/男性)
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「肌ざわりが普段のタオルと全く違い、生活の質が上がったと感じた」(50代/男性)
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「カタログで自分の好きなものを選べるのが一番嬉しい」(30代/男性)
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「お茶は毎日飲むものなので、どれだけあっても困らない」(40代/女性)
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「ブランド物のコーヒーセットは見た目もおしゃれで気分が上がった」(50代/女性)
アンケートまとめ
香典返しが「嬉しかった」と感じられる理由には、いくつかの傾向が見えてきました。
まず最も多かったのは、カタログギフトに対する「選べる・自由」(37.1%)という評価です。
全体の約3割強が「自分で好きなものを選べるから安心」「不要なものを受け取らずに済む」という声を寄せており、現代の香典返しにおける「受け取り手の主体性を尊重する」という価値観が強く表れています。
贈答文化が形式から実用へ移り変わる中で、カタログギフトは受け手の満足度を最大化する手段として定着しているといえます。
次に目立ったのは、お茶や海苔など飲料系ギフトに対する「実用性」「高品質さ」(28.9%)です。日常で消費できる上に、「普段は買わないような高級品だからありがたい」という意見も多く、生活に直結しながらも少し特別感を添えてくれる存在として評価されています。
特に物価高の影響で食品類の価値が高まる中、「実用性と贅沢感を兼ね備えた返礼品」が喜ばれる傾向が強まっていると考えられます。
また、高品質・上質や普段買えない贅沢(18.9%)という要素も支持されており、日常に「少しの非日常」を与えてくれることが喜びにつながっています。
全体的に、香典返しは単なる形式的な返礼ではなく、生活に実益をもたらしつつも感情的に満たされる「心のケアギフト」として機能していると言えます。
設問3:もらった香典返しの価格帯はどれくらい?
こんな声がありました
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「3千円くらいなら負担にならず、受け取っても気楽」(30代/女性)
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「5千円程度が半返しの目安で、一番バランスが良いと思う」(40代/男性)
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「親族の場合は金額も大きくなるので、1万円程度の品も見た」(50代/男性)
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「安すぎると気持ちが伝わらないし、高すぎると気を遣わせる」(40代/女性)
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「カタログなら価格感がわかりやすく、相手の負担にもなりにくい」(20代/女性)
アンケートまとめ
アンケートの結果、香典返しの価格帯で一番多かったのは3,000〜5,000円(41.5%)でした。「高すぎず安すぎないからちょうどいい」と感じる人が多かったです。
実際、この価格帯ではカタログギフトやお茶・海苔がよく選ばれていて「普段使えて便利だけど、特別感もある品」が喜ばれています。
次に多かったのは〜3,000円(28.9%)のゾーンです。
こちらは親族以外の、友人や知人向けに選ばれることが多かったです。品物は お菓子やタオル など身近で消費しやすいものが中心でした。
「気をつかわせない金額で、すぐ使えるもの」が安心して受け取れるポイントになっています。
香典返しは「贈る側の誠意」と「受け取る側の気楽さ」のバランスが重要であり、相場を超えると逆効果になりかねないという心理が見えます。
つまり、価格帯の選択には「経済的合理性」と「心理的負担の軽減」という二つの軸があり、この両方を満たす3,000〜5,000円が正解ということが伺えます。
設問4:香典返しは誰からもらった?
こんな声がありました
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「祖父の葬儀で親族から受け取り、心遣いを感じた」(30代/女性)
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「友人の父の葬儀で受け取ったが、消耗品だったので気軽に使えた」(20代/男性)
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「知人の葬儀で受け取ったカタログギフトは自分好みに選べて良かった」(50代/女性)
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「親族からの返礼は豪華すぎず、ちょうどよい心配りだった」(40代/男性)
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「会社関係でいただいたタオルは軽くて実用的だった」(30代/男性)
アンケートまとめ
過半数が親族(53.8%)から受け取っており、次いで知人(25%)、友人(16.2%)と続きます。
葬儀は人生の大きな転換点であり、親族内での贈答が多いのは自然ですが、友人や職場関係など幅広い繋がりでも香典返しが発生しているのが今のトレンドです。
注目すべきは、関係性が遠いほど「無難で軽やかな消耗品」が好まれる傾向にある点。
逆に親族には「誠意」を感じさせる少し上質な品が選ばれやすい。
つまり、香典返しは「贈る相手との距離感を調整するギフト」であり、アイテム選びには社会的文脈を読み取るセンスが不可欠だと言えます。
設問5:正直あまり嬉しくなかった香典返しは?
こんな声がありました
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「タオルは家に溜まっていて正直困った」(30代/女性)
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「乾物セットは保存に場所を取り、食べきれなかった」(30代/男性)
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「洗剤は香りの好みが合わず、結局使わなかった」(40代/女性)
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「お茶は家に余っていたので、ありがたみが薄かった」(50代/男性)
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「カタログギフトは選ぶのが面倒で期限が切れてしまった」(60代/男性)
アンケートまとめ
一番多かった答えは 「特にない」 で、全体の約36%を占めています。つまり、多くの人は基本的に香典返しをありがたく受け取っており、不満に感じるケースは少ないことがわかります。
一方で、不満があった品物として目立ったのは 「食べ物・飲料」(28%)と 「タオル」(17%)です。
食べ物は「乾物やお茶が余って使い切れない」「好みに合わない」という理由、タオルは「家にたくさんあるので困る」といった声が多く見られました。
そのほか洗剤など香りのある日用品は「嗜好性の違い」がネガティブ要因となることが浮き彫りになりました。
つまり「無難だから」という理由だけで選ぶと、受け取る側にとってはありがたみが薄れるリスクがあります。
香典返しの本質は「相手の負担を増やさず、心を和らげること」にあるため、選ぶ際には普遍的に使いやすい・誰にとっても過不足がないアイテムを基準にする必要があるのです。
まとめ:喜ばれる香典返しは、カタログギフトか日持ちする消えもの
今回の調査から、香典返しで喜ばれるものには明確な傾向が見えました。
最も人気だったのはカタログギフト。自由に選べる合理性と安心感が圧倒的に評価されています。
次点はお茶・海苔・高級菓子といった日持ちする食品。仏事に適しているだけでなく、日常に役立つ実用性と「ちょっとした贅沢感」が共存しています。
さらにタオルや寝具も安定した人気があり、今治タオルなど上質なものは「質が高い消耗品」として強い存在感を放っています。
逆に、タオルや乾物など「ありふれた消耗品」や、香りが強い洗剤は不満につながりやすい傾向にあります。
香典返しは「無難」であれば良いわけではなく、「誰にでも安心して喜ばれる品」を意識して選ぶことが大切です。
総じて、香典返しは単なる返礼品ではなく「贈り手の心遣いの翻訳装置」。
相場は3,000〜5,000円が安心感を与え、品物は「実用性」「上質感」「自由度」のいずれかを満たすことが高評価につながります。
高級ナビ オンラインストアでは、今回の調査で実際に喜ばれたアイテムを参考に、香典返しにぴったりのギフトを多数取り揃えています。大切な人への感謝の気持ちを丁寧に伝えるために、ぜひご覧ください。
商品番号: LC105CLFF002
ブランド: 手火山家/てびやまや
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