【201人に聞いた】
取引先へ年末年始の挨拶の手土産おすすめ人気ランキング
|ビジネスに使える手土産を紹介
Modern Gift Archive
年末年始の挨拶回りは、取引先との関係をより良くするための大切な機会です。
しかし、「どんな手土産が特に喜ばれるの?」「失礼にならない価格帯は?」「のしや渡し方のマナーは?」など、悩みは尽きません。
そこで私たちは、実際にビジネスシーンで手土産をもらった経験がある201人のリアルな声をもとに、取引先に本当に喜ばれる手土産を徹底調査しました。
この記事を読めば、あなたの「今年もよろしくお願いします」という気持ちがまっすぐ伝わる、とっておきのビジネス手土産がきっと見つかります。
関連ページ
この記事は、2025年10月に実施した独自のアンケート調査(有効回答数201件)をもとに構成しています。
調査名: | ビジネスシーンにおける年末年始の手土産に関する調査 |
---|---|
実施期間: | 2025年10月1日〜10月4日 |
回答数: | 205件(有効回答201件) |
方法: | クラウドワークスを活用したオンライン調査 |
属性: | 全国の20代〜50代の男女(会社員) |
設問1:取引先から年末年始の挨拶でもらって嬉しかった手土産は?
こんな声がありました
- 「アンリ・シャルパンティエのフィナンシェは、定番ですがやっぱり嬉しいです。嫌いな人がいないし、個包装で配りやすいので、営業の方の気遣いを感じます。」(30代/女性)
- 「源吉兆庵の和菓子をいただきました。自分ではなかなか買えない高級感と、日持ちもするので、来客時にお出しできて非常に助かりました。」(40代/男性)
- 「少し珍しいフレーバーティーのセット。仕事の合間のリフレッシュになり、どこのお店のものか思わず女性社員と調べてしまいました。」(20代/女性)
- 「甘いものが苦手な上司がいるので、有名店のおかきの詰め合わせは部署全体で喜ばれました。お茶請けに最適です。」(30代/男性)
- 「年末にヴィタメールのチョコレートをいただきました。年末の忙しい時期に、少し贅沢な気分を味わえて記憶に残っています。」(40代/女性)
アンケートまとめ
「もらって嬉しかった手土産」の調査では、「洋菓子」が約半数を占めて圧倒的な1位となりました。クッキーやフィナンシェといった焼き菓子は、好き嫌いが分かれにくく、職場で手軽につまめる点が人気の理由です。次点の「和菓子」も、年配の方が多い職場や、落ち着いた雰囲気を好む取引先に根強い人気があります。
この結果から見えてくるのは、ビジネスシーンの手土産における「消え物」「分けやすさ」「日持ち」という三原則の重要性です。個人的な趣味嗜好に走るのではなく、贈った相手の職場でどのように消費されるかを具体的にイメージすることが、手土産選びの第一歩と言えます。「誰が、いつ、どこで、どのように食べるか」まで想像することで、失敗のリスクを格段に減らすことができます。
設問2:その手土産をもらって嬉しかった理由は?
こんな声がありました
- 「休憩時間にサッと食べられる個包装のお菓子は本当にありがたい。手を汚さず、電話対応の合間にも食べられますから。」(30代/女性)
- 「自分では買わないような少し高級なドリップコーヒーは、仕事のモチベーションが上がります。同僚との会話のきっかけにもなりました。」(40代/男性)
- 「年末年始は来客が多いため、日持ちのするお菓子は来客用としてストックでき、非常に実用的で助かります。」(40代/女性)
- 「『〇〇(地名)で有名なお店のものです』と一言添えて渡してくれたお菓子。その心遣いとストーリーが嬉しかったです。」(30代/男性)
- 「パッケージがとてもお洒落で、年始から華やかな気持ちになりました。食べ終わった後も箱を小物入れにしています。」(20代/女性)
アンケートまとめ
嬉しかった理由を深掘りすると、「個包装で分けやすかった」がトップとなり、手土産がオフィスという共同体で消費されることを前提に選ばれている実態が浮き彫りになりました。手土産は、単に担当者個人に贈るものではなく、「その人が所属するチームや部署全体への贈り物」という側面が強いのです。
この結果は、手土産選びが「相手の職場環境への想像力」を試される行為であることを示唆しています。「切り分ける手間を発生させないか」「保管場所に困らないか」「アレルギーを持つ人はいないか」といった細やかな配慮が、品物そのものの価値以上に、相手の心に響きます。手土産は、贈る側の「気遣い」を可視化するツールであり、その配慮の有無がビジネス上の信頼関係にまで影響を与える可能性があると言えるでしょう。
設問3:その手土産の価格帯は大体どれくらい?
こんな声がありました
- 「おそらく3,000円~4,000円くらいだと思いますが、一番気を遣わずに受け取れる価格帯です。これ以上高いとかえって申し訳なく感じてしまいます。」(40代/男性)
- 「年に一度のご挨拶なので、5,000円くらいの少し良いものをいただくと、大切にされている感じがして嬉しいです。」(30代/女性)
- 「普段よく会う取引先から2,000円くらいのお菓子を『いつもありがとうございます』と渡されたときは、その気持ちが嬉しかったです。」(40代/女性)
- 「明らかに1万円以上しそうな立派なものをいただいた際は、恐縮してしまい、何かお返しをしないと、と逆に気を遣ってしまいました。」(50代/男性)
- 「金額よりも、自社の近くに新しくできたお店のものです、と選んでくれた背景が伝わる方が印象に残ります。」(30代/女性)
アンケートまとめ
手土産の価格帯は、「3,001円~5,000円」が全体の半数以上を占める「最適解」であることがわかりました。この価格帯は、贈る側にとっては感謝の気持ちを示すのに十分なクオリティを担保でき、受け取る側にとっては過度な負担を感じずに済む、絶妙なバランスの上に成り立っています。
安すぎれば「安易に選んだ」という印象を与えかねず、高すぎれば「何か裏があるのでは」「お返しが必要か」と相手を困惑させてしまう可能性があります。手土産の価格は、相手との心理的な距離感を測るバロメーターとも言えます。
重要なのは、相手との関係性や感謝の度合いを考慮し、この「3,001円~5,000円」を基準に調整すること。迷った場合は、少し質の良い3,000円台のものを選ぶのが最も失敗の少ない選択と言えそうです。
設問4:その手土産はどうやって渡された?
こんな声がありました
- 「担当の方が訪問された際、挨拶の言葉とともに紙袋から出して渡してくれました。とても丁寧な印象を受けました。」(40代/男性)
- 「応接室で話が一段落した帰り際に『皆様でどうぞ』と渡されるのが一番スムーズで受け取りやすいです。」(30代/女性)
- 「年末の最終日に、わざわざ挨拶のためだけに立ち寄ってくださり、その姿勢に感動しました。」(40代/女性)
- 「品物の向きをこちら側に向けて差し出してくれた時、基本的なマナーがしっかりしている方だなと感じました。」(50代/男性)
- 「郵送で届いたのですが、手書きのメッセージが添えられており、直接会えなくても気持ちが伝わってきました。」(30代/女性)
アンケートまとめ
渡し方については、「対面で、紙袋に入った状態で」が約9割を占め、これがビジネスシーンにおける揺るぎないスタンダードであることが確認できました。紙袋は、商品を汚れから守るだけでなく、相手が持ち帰る際の利便性を高めるという重要な役割を担っています。
この結果が示すのは、手土産が「渡すまでの一連の所作」を含めて評価されているという事実です。訪問のタイミング、渡す場所(応接室か、執務室か)、言葉遣い、お辞儀の角度まで、全てが相手に与える印象を左右します。
品物選びにどれだけ時間をかけても、渡し方が雑であれば、その努力は半減するもの。手土産は、単なる「モノ」ではなく、ビジネスマナーという「コト」を伝えるコミュニケーションの一部です。
設問5:その手土産に熨斗(のし)はついていた?
こんな声がありました
- 「きちんと『お年賀』の熨斗がついていて、新しい年が始まったという改まった気持ちになりました。丁寧な会社だなという印象です。」(40代/男性)
- 「親しい間柄の取引先だったので、熨斗はなくリボンがけでしたが、カジュアルで親しみが感じられて良かったです。」(30代/女性)
- 「松の内を過ぎてからいただいたものには『寒中御見舞』の熨斗がついており、マナーをよくご存知だなと感心しました。」(50代/男性)
- 「外のしで、社名がはっきりと書かれていたので、誰からの頂き物か部署の全員がすぐに分かって助かりました。」(30代/女性)
- 「熨斗の有無はあまり気にしませんが、ついていると、よりフォーマルで誠実な印象を受けます。」(40代/女性)
アンケートまとめ
「表書き『お年賀』でついていた」が6割を超え、ビジネスシーンにおいては熨斗をつけるのが一般的であるとわかります。熨斗は、単なる飾りではなく、「改まった気持ちで贈ります」という意思表示であり、相手への敬意を示すための重要なツールです。
特に年始の挨拶のようなフォーマルな場では、熨斗の有無が企業の姿勢を映し出す鏡にもなります。一方で、約3割は「ついていなかった」と回答しており、日頃から付き合いの深い相手には、堅苦しくないコミュニケーションを優先するケースもあるです。
結論として、相手との関係性によらず、迷った場合は「お年賀」の熨斗をつけておくのが最も無難であり、丁寧な印象を与えるための確実な方法と言えるでしょう。
設問6:その手土産に「添え状」「メッセージカード」はついていた?
こんな声がありました
- 「印刷でしたが、『昨年は〇〇の件でお力添えいただきありがとうございました』と具体的な一言が添えられていて、特別感があり嬉しかったです。」(40代/男性)
- 「手書きの小さなメッセージカードが入っていて、その担当者の方の温かい人柄が伝わってきました。今でもデスクに飾っています。」(30代/女性)
- 「ほとんどもらった経験はありませんが、もし付いていたら、その他大勢の会社とは違う、という強い印象を残すと思います。」(40代/女性)
- 「なくても全く気になりません。むしろ、忙しい中、無理して用意していただくのは申し訳ない気もします。」(30代/男性)
- 「郵送で届いた品物に手紙が添えられていたのは、会えないことを補う素晴らしい心遣いだと感じました。」(50代/男性)
アンケートまとめ
9割以上が「ついていなかった」と回答しており、添え状やメッセージカードはビジネス手土産において必須ではないことが明確になりました。多くのビジネスパーソンは、年始の挨拶回りで多忙を極めるため、そこまで手が回らないのが実情でしょう。
しかし、これは裏を返せば、実行すれば極めて強い印象を残せる「差別化戦略」となり得ることを意味します。印刷でも、手書きで一言添えるだけでも、「あなたの会社を特別に思っています」というメッセージがダイレクトに伝わります。
特に競争の激しい業界や、関係を強化したい重要な取引先に対しては、このひと手間が大きな効果を発揮する可能性があります。必須ではないからこそ、実行したときのリターンは計り知れないのです。
設問7:取引先から手土産を渡される時「嬉しい」と感じる言葉・気遣いはある?
こんな声がありました
- 「『いつもお心遣いいただきありがとうございます。ささやかですが、皆様でどうぞ』という言葉は、謙虚さと配慮が感じられて素敵です。」(40代/女性)
- 「『昨年は〇〇のプロジェクトでご尽力いただき、本当に助かりました』と具体的なエピソードに触れてくれると、覚えていてくれたんだと嬉しくなります。」(30代/男性)
- 「『甘いものですので、皆様の仕事の合間の息抜きにでもなれば幸いです』という一言。こちらの状況を想像してくれているのが伝わります。」(40代/男性)
- 「『〇〇様(上司の名前)にもくれぐれもよろしくお伝えください』と、上司への気遣いを見せてくれると、デキる営業マンだなと感じます。」(20代/女性)
- 「『皆様の益々のご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げます』という決まり文句でも、はっきりと言われると気持ちが良いものです。」(50代/男性)
アンケートまとめ
嬉しい言葉として最も多く挙げられたのは、「皆様で召し上がってください」という、部署全体への気遣いを示す一言でした。これは、手土産が個人ではなくチームへの贈り物である、という暗黙の了解を再確認させる結果です。
注目すべきは、単なる定型句だけでなく、具体的なエピソードや相手の状況を思いやる言葉が、より深く相手の心に響くという点です。手土産は、言葉を交わすための「きっかけ」に過ぎません。
そのきっかけを最大限に活かし、「あなた(の会社)を大切に思っている」というメッセージを伝えることが、手土産を渡す本来の目的。品物選びと同じくらい、そこに添える「言葉選び」も重要なのです。
設問8:その手土産はどうやって食べた?
こんな声がありました
- 「3時のおやつの時間に、給湯室でコーヒーを淹れて、部署の女性陣でいただきました。良い息抜きになります。」(30代/女性)
- 「頂いた日の夕方に、部署内で『お疲れ様です』と配りました。疲れた体に甘いものが染みて、会話も弾みました。」(40代/男性)
- 「たくさん入っていたので、一部はオフィスで頂き、残りは各自で持ち帰りました。子どもが喜んでいました。」(30代/男性)
- 「急な来客があった際に、頂いたお菓子をお出しすることができ、非常に助かりました。」(40代/女性)
- 「チームのミーティングが長引いた際に、糖分補給としてみんなで食べました。おかげで良いアイデアが出たかもしれません。」(30代/男性)
アンケートまとめ
7割が「部署のメンバーと、休憩時間に」と回答しており、手土産がオフィスのコミュニケーションにおいて重要な役割を果たしていることがわかります。お菓子を囲むことで自然と会話が生まれ、チーム内の雰囲気を和ませ、円滑な人間関係を築くきっかけにもなります。
この結果は、設問2の「嬉しかった理由」で「分けやすさ」がトップだったことを強力に裏付けています。贈る側が想定すべき喫食シーンは、まさにこの「オフィスでのひととき」なのです。
手土産を選ぶという行為は、間接的に相手の職場のコミュニケーションをデザインする行為とも言えます。あなたの選んだ手土産が、相手のオフィスに笑顔と会話を生み出す。そう考えることで、手土産選びはより創造的で意義深いものになるはずです。
設問9:取引先から「もらって困った」と思った手土産は?
こんな声がありました
- 「要冷蔵の生クリームたっぷりのケーキ。冷蔵庫は私物で満杯で、保管場所に困り、その日のうちに無理やり食べることになり大変でした。」(30代/女性)
- 「立派なカステラを一本頂いたのですが、オフィスに包丁もお皿もなく、結局誰も手を付けられずに持ち帰る人を決めるのが大変でした。」(40代/男性)
- 「高級な日本酒の一升瓶。重くて持って帰るのが一苦労な上、部署に日本酒を飲む人がほとんどいませんでした。」(40代/男性)
- 「会社のロゴやキャラクターが大きく入ったお菓子は、正直なところ食べにくいですし、他社への来客時には出せません。」(30代/女性)
- 「大量のミカンを箱でいただきました。気持ちは嬉しいのですが、オフィスでそんなに消費できるはずもなく、分けるのに苦労しました。」(50代/男性)
アンケートまとめ
「もらって困った手土産」のワースト1位は、「日持ちしない生菓子・要冷蔵のもの」でした。これは、相手のオフィスの冷蔵庫事情や、すぐに消費できる状況にあるか、という点への配慮が欠けていた典型的な失敗例です。続く「切り分ける必要があるもの」も同様に、相手に「手間」という見えないコストを発生させてしまいます。
これらの失敗例に共通するのは、「良かれと思って」という贈る側の自己満足が、相手への負担になっているという事実です。贈る側は「特別感」を演出しようとしますが、受け取る側は「実用性」を求めています。
この認識のズレこそが、手土産選びで失敗する最大の原因です。嬉しかった理由と困った理由を比較検討することで、ビジネス手土産の「正解」は、奇をてらったものではなく、徹底的に相手の立場に立った「配慮の塊」であることが明確になります。
まとめ:取引先への手土産は「実用性」と「配慮」で選ぶのが正解
今回のアンケート調査で、年末年始のビジネス手土産として最も支持されたのは、やはり王道の「洋菓子」でした。日持ちがして分けやすい焼き菓子は、オフィスでの消費シーンに最も適しており、多くの人に喜ばれる鉄板の選択肢です。
そして、9つの設問を通して浮かび上がってきた最も重要な傾向は、ビジネス手土産選びが「実用性と配慮の結晶」であるという事実です。「個包装か」「日持ちはするか」「切り分ける手間はないか」「冷蔵庫を占領しないか」。これらは全て、相手のオフィスでの手間を極限まで減らしようとする「見えない気遣い」に他なりません。
「美味しさ」や「見た目」といった直接的な価値以上に、その裏側にある「相手を思いやる心」こそが、ビジネスというフォーマルな場で最も評価されるポイントなのです。したがって、手土産を選ぶ際は、まずこの実用性のフィルターを通し、その上で自社の感謝の気持ちを表現できるような、少しだけ上質でセンスの良い品物を選ぶのが成功への最短ルートと言えるでしょう。
年末年始の挨拶は、一年の始まりに取引先との良好な関係を築くための重要なステップです。そして、その際に持参する手土産は、言葉以上に自社の誠意や配慮を伝えてくれる、強力なコミュニケーションツールとなり得ます。
いずれを選ぶにしても、共通して言えるのは「個包装」「日持ち」「常温保存」という三つの原則をクリアすること。そして、避けるべきは「要冷蔵」「要切り分け」といった、相手に手間をかけさせてしまう品物です。この配慮こそが、相手からの信頼を勝ち取るための最も大切な要素です。
高級ナビ オンラインストアでは、今回の調査で明らかになった「本当に喜ばれるビジネス手土産」のポイントを踏まえ、年末年始の挨拶に最適なギフトを数多く取り揃えております。「個包装」「3,000円~5,000円」といった条件での絞り込みも可能ですので、もう手土産選びで迷うことはありません。ぜひ一度、当サイトで特別な一品を探してみてはいかがでしょうか。
関連ページ
feature/特集
2025-09-22
「高級ナビ オンラインストア」全品送料無料キャンペーン実施中 北海道のプレミアムグルメを展開する「健美の里」、馬刺しと黒毛和牛の専門店「フジチク」。さらに...
2025-06-26
相手の喜ぶ顔を思い浮かべながら、何を贈ろうか悩んだことはありませんか? 高級ナビオンラインストアのギフトコンシェルジュは、そんなあなたの気持ちに寄り添い、...
2025-05-20
上質を贈る——父の日におすすめの逸品を厳選 父の日は、普段なかなか伝えられない「ありがとう」の気持ちを届ける特別な日。いつも家族のために頑張ってくれてい...