【157人に聞いた】
会社・取引先へのお歳暮マナーの正解
|失礼のない渡し方・相場・注意点を紹介
Modern Gift Archive
年末の挨拶として、一年間の感謝を伝えるお歳暮。特に重要な取引先へ贈る際は、ビジネスマナーを守り、失礼のないようにしたいものです。
しかし、担当者の方からは「自社の対応が本当に正しいのか不安」「毎年同じで良いのか迷う」といった声も少なくありません。
そこでこの記事では、会社のお歳暮手配を経験した157人を対象に独自アンケートを実施。「何を」「いくらで」「いつ」「どのように」贈っているのか、リアルな実態を調査しました。
他社の担当者がどうしているのか、マナー違反にならないためのポイントは何か、具体的なデータと実体験に基づいた声から、お歳暮マナーの「正解」を探ります。
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【調査概要】
この記事は、2025年9月に実施した独自のアンケート調査(有効回答数157件)をもとに構成しています。
調査名: | 会社・取引先へのお歳暮マナーに関する調査 |
---|---|
実施期間: | 2025年9月25日〜10月1日 |
回答数: | 160件(有効回答157件) |
方法: | クラウドワークスを活用したオンライン調査 |
属性: | 会社のお歳暮手配経験がある20代~60代の男女 |
設問1:会社・取引先に渡したお歳暮ギフトは?
こんな声がありました
- 「ヨックモックのシガールは定番中の定番。個包装で分けやすく、嫌いな人がいない安心感で選びました。」(30代/女性)
- 「従業員さんが多い取引先なので、キーコーヒーのドリップオン詰め合わせを贈りました。休憩時間に飲んでもらえる実用性を重視しています。」(40代/男性)
- 「社長の意向で、毎年付き合いのある伊藤ハムの高級ローストビーフを贈っています。年末のご馳走に、と喜ばれています。」(50代/男性)
- 「何を贈ればいいか分からない相手には、リンベルのカタログギフトが便利。相手に選ぶ楽しみを提供できるのが良い点です。」(30代/女性)
- 「最近は健康志向の会社も多いので、カゴメの100%プレミアムジュースギフトにしました。お子さんがいる方にも喜ばれます。」(40代/女性)
アンケートまとめ
会社から取引先へ贈るお歳暮として、最も多かったのは「洋菓子(35%)」でした。次いで「コーヒー・紅茶(18%)」、「ハム・加工肉(16%)」と続きます。オフィスで分けやすく、日持ちのする「消えもの」が選ばれる傾向が顕著です。
取引先へのお歳暮選びでは、「失敗したくない」という心理から、多くの人が知っている有名ブランドの定番品が選ばれる傾向にあります。特に洋菓子や和菓子、飲料は、部署内で簡単に分けられる「個包装」であること、そして賞味期限が長く、受け取った側が消費を急ぐ必要がない「日持ち」が重要な選択基準です。
個人間のギフトと異なり、オフィスという場で「受け取った相手がどう扱うか」を配慮した、実用性と気遣いが最も重視されることがデータから明確に読み取れます。
設問2:そのお歳暮ギフトを渡した理由は?
こんな声がありました
- 「一番は社員の皆さんに行き渡ること。個包装のお菓子なら、配る手間もかからず、スマートに受け取ってもらえます。」(40代/女性)
- 「お歳暮で冒険する必要はないと考えています。誰もが知っているブランドのハム詰め合わせが、結果的に一番安心です。」(50代/男性)
- 「特に重要な取引先には、感謝を形で示すために普段は買わないような国産の高級フルーツを選びました。見た目のインパクトも大事です。」(40代/男性)
- 「担当者の方がコーヒー好きだと知っていたので、少しこだわった自家焙煎のお店のギフトセットを贈りました。」(30代/女性)
- 「先方の会社がSDGsに力を入れているので、環境に配慮したオーガニック製品の詰め合わせを贈ったことがあります。」(30代/男性)
アンケートまとめ
ギフトを選んだ理由として最も多かったのは「職場で分けやすいから(38%)」、僅差で「定番・無難だから(35%)」でした。この2つで全体の7割以上を占めており、ビジネスシーンでは奇をてらわず、実用性を重視する姿勢がうかがえます。
「分けやすさ」「定番」が理由の上位を占めるのは、お歳暮が単なるプレゼントではなく、会社間の円滑な関係を維持するためのコミュニケーションツールとして機能している証拠です。贈る側は、相手のオフィスでギフトが開けられた後のことまで想像し、「担当者に手間をかけさせない」「好き嫌いが分かれにくい」といった配慮を最優先しています。
一方で、「高級感」「相手の好み」を理由に挙げる層も一定数おり、特に重要なパートナー企業に対しては、より踏み込んだ関係構築の意図を込めて、戦略的にギフトを選んでいる様子も見て取れます。
設問3:そのお歳暮ギフトの価格帯はどれくらい?
こんな声がありました
「ほとんどの取引先には5,000円前後で探します。高すぎるとかえって気を遣わせてしまうので、このくらいが妥当かと。」(40代/男性)
「特に年間取引額の大きいクライアント数社には、予算1万円ほどで見栄えのするものを経理と相談して決めています。」(50代/男性)
「お歳暮の件数が多いため、1件あたりは3,500円くらいで抑えています。品物選びで丁寧さをカバーしているつもりです。」(30代/女性)
「会社としてお歳暮を贈る文化は残したいが、経費削減の流れもある。3,000円でも見栄えの良いお菓子を探すのが腕の見せ所です。」(40代/女性)
「創業時からお世話になっている数社には、感謝を込めて1万5千円相当の牛肉ギフトを贈るのが社長のこだわりです。」(50代/女性)
アンケートまとめ
価格帯で最も多かったのは「3,000円〜5,000円未満(56%)」で、半数以上を占めました。次いで「5,000円〜10,000円未満(31%)」が多く、この2つの価格帯で全体の約9割をカバーしています。
「3,000円〜5,000円」という価格帯は、相手に過度な負担を感じさせずに感謝の意を示すことができる、絶妙なラインとして認識されています。これは、返礼(お返し)を基本的には不要とするお歳暮の慣習において、相手に心理的な負い目を感じさせないための「ビジネスマナーとしての相場」と言えるでしょう。
一方で、取引の重要度に応じて予算を「5,000円〜10,000円」や「10,000円以上」に引き上げる動きは、お歳暮が単なる儀礼ではなく、関係性の深さを示す指標としても活用されていることを示唆しています。
設問4:そのお歳暮ギフトはどうやって渡した?
こんな声がありました
「件数が多いので、全てデパートのオンラインストアで手配します。時間も手間もかからず、確実です。」(40代/女性)
「年末の挨拶で訪問する際に、手土産として営業担当が直接お渡しします。一言添えられるのが良い点です。」(30代/男性)
「コロナ禍以降、訪問自体が減ったため、必然的に配送に切り替えました。今ではその方がお互い気楽で良いと感じます。」(50代/男性)
「基本は配送ですが、本社が近い最重要取引先にだけは、役員が挨拶を兼ねて持参するのが恒例になっています。」(40代/男性)
「持参すると相手の時間を奪ってしまう可能性があるので、よほどのことがない限り配送にしています。その代わり、丁寧な添え状をつけます。」(30代/女性)
アンケートまとめ
渡し方については、「配送(82%)」が大多數を占めました。直接「持参した(18%)」という回答は2割弱にとどまり、効率性が重視されていることが分かります。
「配送」が8割を超える背景には、単なる業務効率化だけでなく、相手への配慮という側面も強くあります。アポイントメントを取り、相手の貴重な業務時間を割いて手渡しする行為が、場合によっては「ありがた迷惑」になりかねないという認識が広まっているのです。
特に都市部では、多くの企業が合理的なコミュニケーションを好む傾向にあります。その中で「持参する」という選択は、「あなたのためだけに時間と手間をかけました」という強いメッセージ性を持ちます。
そのため、多用はせず、本当に大切な相手に限定して行う、極めて戦略的な一手として位置づけられていると言えるでしょう。
設問5:そのお歳暮ギフトはいつの時期に渡した?
こんな声がありました
「12月に入ったらすぐに届くように、11月中にデパートで手配を済ませます。早い方が丁寧な印象がある気がして。」(40代/女性)
「相手も年末は多忙になるので、業務が本格的に詰まる前の15日頃までには届くように逆算して注文しています。」(30代/男性)
「うっかり忘れていて、クリスマス過ぎになってしまったことがあります。『御挨拶』として渡しましたが、少し気まずかったです。」(40代/男性)
「関東なので、12月初旬には届くようにしています。地域によって適切な時期が違うと聞いたので、贈る相手の所在地は意識します。」(50代/男性)
「早すぎても年末感がないし、遅すぎると迷惑になる。毎年10日前後に届く『歳暮便』で送るのがマイルールです。」(30代/女性)
アンケートまとめ
お歳暮を渡した(届くように手配した)時期は、「12月上旬(1日〜10日頃)(58%)」が最も多く、次いで「12月中旬(11日〜20日頃)(33%)」でした。12月20日までに9割以上が贈答を済ませています。
「12月上旬から中旬」という期間は、多くの企業が年末の繁忙期に突入する前の、いわば「お歳暮を受け取るのに最適な期間」として社会的に認知されています。この時期を狙って贈る行為は、「相手の忙しさを慮っています」という無言のメッセージに。
11月下旬はやや性急な印象を、12月下旬は「忘れられていたのでは?」という印象を与えかねません。特に20日を過ぎると、多くの企業は年内の最終業務や大掃除、挨拶回りなどで慌ただしくなり、お歳暮どころではなくなります。適切なタイミングで贈ることは、贈り主の計画性と相手への配慮を示す、重要なマナーの一部なのです。
設問6:お歳暮ギフトに熨斗(のし)はつけた?
こんな声がありました
「つけるのが当たり前だと思っています。熨斗がないと、正式な贈答品という感じがしません。」(50代/男性)
「百貨店の贈答品コーナーで頼めば、何も言わなくても付けてくれます。ビジネスマナーの基本です。」(40代/女性)
「親しい間柄のベンチャー企業へ、少しカジュアルなギフトを贈った際に、堅苦しいかと思いリボン包装にしました。少し迷いましたが…。」(30代/男性)
「海外の製品を直接送った際、熨斗のオプションがなく、メッセージカードで代用したことがあります。」(40代/男性)
「自社のロゴが入った包装紙を使うので、その上から紅白蝶結びの熨斗紙をかけてもらうようにしています。」(50代/女性)
アンケートまとめ
熨斗をつけるかどうかについては、「つけた(98%)」が圧倒的多数でした。ビジネスシーンにおいて、熨斗は必須のマナーとして定着しています。
98%という数字は、もはや議論の余地なく「取引先へのお歳暮に熨斗は必須」であることを示しています。熨斗は、その品物が「改まった気持ちで贈る、正式な進物である」ことを示す記号。これがない贈り物は、たとえ中身が高級品であっても、どこか非公式で個人的なプレゼントという印象を与えかねません。
ビジネスの場では、形式を整えることが相手への敬意の表明に繋がります。「親しいから不要だろう」といった自己判断はせず、全ての取引先に対して熨斗をつけるのが、最も安全で礼儀正しい対応です。
設問7:熨斗の「表書き」は何にした?
こんな声がありました
「一年の感謝を伝える目的なので、『御歳暮』以外は考えたことがありません。名入れは会社名と代表者名を入れます。」(40代/男性)
「贈るのが年明けになってしまった年に一度だけ、『寒中御見舞』を使ったことがあります。」(50代/男性)
「デパートの店員さんに『12月25日を過ぎるなら、表書きは"御挨拶"の方が良いかもしれません』とアドバイスされ、その通りにしたことがあります。」(30代/女性)
「会社の方針で、お歳暮・お中元という名目ではなく、あくまで『感謝の品』として贈るため、無地のしを使っています。」(40代/女性)
「水引の下に書く社名は、長すぎると格好が悪いので、印刷の前に必ずレイアウトを確認してもらいます。」(30代/女性)
アンケートまとめ
表書きは、「御歳暮(96%)」がほとんどを占めました。時期を逃した場合などに使われる他の表書きは、ごく少数派でした。
「御歳暮」という表書きは、その贈り物が「年末の挨拶である」ことを明確に伝えるための唯一無二の言葉です。これが96%を占めるのは当然の結果と言えます。
注目すべきは少数派の意見で、これはマナーを熟知しているからこその対応です。例えば、時期を逃した場合に「御歳暮」のまま贈るのはマナー違反。その際に「御挨拶」「寒中御見舞」といった代替の表書きを知っているかどうかで、その人のビジネスマナーの習熟度が分かります。
基本は「御歳暮」一択ですが、不測の事態に備えて他の選択肢を知っておくことも、リスク管理の観点から重要です。
設問8:お歳暮ギフトに「添え状」「メッセージカード」はつけた?
こんな声がありました
「品物だけ送るのは失礼だと教わったので、必ず社長名で作成した添え状を同封しています。」(40代/女性)
「印刷した定型文ですが、一言だけでも手書きのメッセージを添えるように、営業担当者にお願いしています。」(30代/女性)
「ギフトサイトの定型メッセージカード機能を使いました。手軽ですが、あるとないでは印象が違うと思います。」(30代/男性)
「以前はつけていませんでしたが、他社から添え状付きでいただくと丁寧だと感じるので、自社でも導入しました。」(50代/男性)
「品物は配送し、添え状は別途郵送しています。こちらが正式なマナーだと聞いて実践しています。」(40代/男性)
アンケートまとめ
添え状やメッセージカードを「つけた(63%)」と回答した人が、「つけていない(37%)」を上回りました。品物だけでなく、言葉を添えることの重要性が認識されています。
品物だけを送りつける行為は、ややもすれば一方的な義務の遂行と受け取られかねません。それに対し、6割以上の人が添え状やカードを付けているという事実は、お歳暮を「感謝を伝えるコミュニケーション」と捉えている証拠です。たとえ定型文であっても、言葉が添えられているだけで、贈り物の背景にある「人の想い」が伝わりやすくなります。
特に、「品物とは別に郵送する」という正式なマナーを実践している声は、相手への敬意を最大限に示そうとする高い意識の表れです。このひと手間が、他社との差別化に繋がり、より深い信頼関係を築くきっかけになり得ます。
設問9:全ての会社・取引先にお歳暮を贈っている?
こんな声がありました
「社内で基準があり、年間取引額が一定以上のクライアントに限定しています。でないとキリがないので。」(40代/男性)
「昔は全ての取引先に贈っていましたが、費用対効果を考えて、今は本当にお世話になっている十数社に絞っています。」(50代/男性)
「AランクとBランクの顧客リストがあり、Aランクには5千円、Bランクには3千円の品、と差をつけています。」(30代/女性)
「創業以来の付き合いがある会社には、売上に関わらず感謝の気持ちとして贈り続けています。」(50代/男性)
「一度贈ると、やめるタイミングが難しい。だからこそ、最初に贈る相手は慎重に選ぶべきだと思います。」(40代/女性)
アンケートまとめ
お歳暮を贈る範囲については、「主要な取引先のみに贈っている(84%)」が大多數でした。全ての取引先に贈っている企業は少数派です。
84%が「主要な取引先のみ」と回答している点は、現代の企業活動におけるお歳暮が、儀礼的な慣習から「戦略的な投資」へと意味合いを変化させていることを示しています。限りある予算の中で、どの企業との関係を強化したいのか、という経営判断が反映された結果です。
全ての取引先に機械的に贈るのではなく、自社にとって重要度の高いパートナーを選別し、そこに資源を集中させる。この選択と集中の姿勢こそが、現代における合理的で効果的なお歳暮戦略と言えるでしょう。「誰に贈らないか」を決めることもまた、重要な経営判断なのです。
設問10:会社・取引先へのお歳暮マナーで失敗した経験はある?
こんな声がありました
「年末進行でバタバタしていて、気づいたら年明けに。慌てて『寒中御見舞』として贈り直しました。」(30代/男性)
「コンプライアンスが厳しい会社だと知らずに贈ってしまい、丁寧にお断りの連絡があり、返送されてきて平謝りしました。」(40代/男性)
「配送業者から『届け先が不在で、生ものなので品質が保証できない』と連絡が。相手の営業日を確認すべきでした。」(30代/女性)
「熨斗の名入れを、会社名ではなく自社の担当部署名にしてしまい、先方から『どなたからですか?』と確認の電話が来てしまった。」(20代/女性)
「良かれと思って贈ったお酒のセットが、社長が病気で禁酒中だったらしく、後から聞いてヒヤッとしました。」(50代/男性)
アンケートまとめ
9%という数字は少なく見えますが、ビジネスにおける失敗は信頼の失墜に直結するため、決して軽視できません。失敗の内訳を見ると、「時期の間違い」や「破損」といった物流面でのミスよりも、「相手の会社のポリシーを知らなかった」「状況を確認していなかった」というリサーチ不足に起因するものが目立ちます。
これは、伝統的なマナーを守るだけでは不十分で、贈る前に相手の状況を「確認する」という現代的なマナーの重要性が高まっていることを示しています。思い込みで行動するのではなく、事前の情報収集や担当者への一言確認が、失敗を未然に防ぐ最善の策です。
設問11:会社・取引先へのお歳暮をやめた・控えた経験はある?
こんな声がありました
「全社的に経費削減の方針となり、お歳暮・お中元は全面的に廃止になりました。」(50代/男性)
「取引先から『今後はこのようなお気遣いはご不要です』と書面で通知があり、それに従いました。」(40代/女性)
「虚礼廃止の流れが社会的に強まってきたと感じ、数年前からメールでの年末挨拶に切り替えました。」(40代/男性)
「贈る側も受け取る側も負担になっていると感じたため、社長判断で廃止し、その分、取引価格で還元しようという考えになりました。」(50代/男性)
「リモートワークが主体になり、オフィスに人がいないため、物理的な贈り物は不適切だと判断し、やめました。」(30代/女性)
アンケートまとめ
お歳暮を「やめた・控えた経験がある(61%)」と回答した人が、「ない(39%)」を上回りました。儀礼的な贈答を見直す動きが広がっていることが分かります。
6割以上の企業が贈答をやめた・控えた経験があるという結果は、非常に示唆に富んでいます。これは、日本企業の慣習が、時代に合わせて大きく変化していることの表れです。背景には、「経費削減」という直接的な理由だけでなく、「コンプライアンス遵守」や「虚礼廃止」といった社会的価値観の変化、さらには「リモートワークの普及」という働き方の変化が複雑に影響しています。
お歳暮を贈ること自体が、もはや自動的な「正解」ではなくなった現代において、私たちは「そもそも、本当に贈るべきなのか?」という問いからスタートし、一社一社の取引先との関係性に応じて、柔軟に判断することが求められています。
まとめ:会社・取引先へのお歳暮を渡す時は「事前の確認と相手への配慮」に注意すること
今回、157人の経験者への調査を通じて、現代のビジネスお歳暮における「マナーの正解」が見えてきました。
結論から言うと、最も重要なのは「事前の確認と相手への配慮」です。
熨斗の表書きや贈る時期といった伝統的なマナーは、できていて当然の基本動作です。しかし、それだけでは十分ではありません。今回の調査で明らかになった失敗例の多くは、「相手の会社のルールを知らなかった」「相手の状況を考慮していなかった」といった、リサーチ不足や想像力の欠如が原因でした。
コンプライアンスで贈答品を一切禁止している会社もあれば、リモートワーク主体でオフィスに誰もいない会社もあります。良かれと思って贈ったものが、かえって相手を困らせてしまう可能性があるのです。
失敗しないためには、「今年もお歳暮をお贈りしたいのですが、ご迷惑ではないでしょうか?」と、事前に担当者へ一言確認を入れるのが最も確実。この一言が、伝統的なマナー以上に、あなたの会社への信頼感を高めるはずです。
高級ナビ オンラインストアでは、今回の調査で明らかになったビジネスマナーを踏まえ、大切な取引先に自信を持って贈れる高級ギフトを多数取り揃えています。失礼のない、心のこもったお歳暮選びに、ぜひお役立てください。
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